Storie di passione italianaイタリアに恋しちゃう物語

クルマのボディに三色旗

 イタリアがファッション大国であることはいうまでもありません。GUCCI、GIORGIO ARMANI、Bottega Veneta、BVLGARI、DOLCE & GABBANA、DIESELなどなど。世界に名を馳せるハイブランドが次々に頭に浮かびます。かつてメンズファッション誌の編集長をしていた時代はよく展示会に足を運んでいましたが、イタリアンブランドの多さに驚かされていました。「え、このアウトドアブランドもイタリアなの!」て感じです。
 そんな背景があるのかどうかわかりませんが、イタリアの国旗自体がおしゃれに見えます。“Tricolore Italiano”と呼ばれるグリーンとホワイトとレッドの三色旗がそれです。街中のイタリアンレストランの入り口にありますよね。なので、人によっては、“おしゃれ”というより、見るとお腹が空くかもしれませんが。
 ただ、イタリア人もそれをわかっているようで、イタリアの国旗をあしらったデザインを用いることがあります。今回並べた写真はまさにソレ。クルマのボディに三色旗をモチーフにしたラインを入れることでグッとおしゃれに見えます。というか、格上げされたような気になります。しかも、ベースになるボディカラーがホワイトでもブラックでもレッドでも合うから不思議です。もしかしてこの三色は万能なんですかね。

 かく言うワタクシもそれを取り入れています。愛車フィアット500ツインエアのボディに三色のラインを入れています。ディーラーオプションのカタログに載っていたので、真っ先に貼ることを決めました。いい感じです。周りからの評判もよく、「これって限定車?」なんて訊かれることもしばしば。
 見渡すと、こんな具合に国旗をイメージさせる配色をデザインに取り込むことができるものは多くありません。同じ三色のフランス国旗くらいでしょうか。フランス車にたまに見かけます。あとは、MINIのテールランプがユニオンジャックをモチーフにしているくらいかな。
 と言うことで、実はワタクシの家のリビングルームにはイタリアの国旗が飾られています。まぁ、この場合は“おしゃれ”と言うよりも、食欲の方かもしれませんがね。

 


記事:九島辰也