Storie di passione italianaイタリアに恋しちゃう物語

フェラーリ本社のある街 マラネッロ

 イタリア好き、さらにはクルマ好きであれば一度は訪れておきたい場所があります。それはモデナにあるマラネッロ。そう、フェラーリ本社のある街です。
 マラネッロにはボローニャ空港から向かいます。クルマでおよそ45分くらいでしょうか。空港の中にはフェラーリストアがありますが、そこは焦らず帰りのお楽しみにして、まずは向かうことをオススメします。本社の近くにはフェラーリミュージアムもありますし、地元のショップもたくさんありますから。
 目指すのは旧正門がいいでしょう。昔ながらの雰囲気のあるそこで記念写真をパチリ。反対側のゲートも悪くないですが、そっちは仕事感が出てしまいます。サプライヤーや取引業者って感じ。まぁ、風洞実験のある特殊な建物が見えるのはそっちですがね。まずは旧正門へ。

 記念写真を撮ったら、すぐその前にあるリストランテ“キャバリーノ”に入ってみてください。クルマ好き、フェラーリ好きのアナタはきっと卒倒するでしょう。創業者エンツォ・フェラーリが通っていた店内には、フェラーリにまつわるものがたくさんディスプレイされています。F1ドライバーたちのヘルメットやダイキャストの模型、グランプリレースのポスターなどなど。よくみると自筆サイン入りだったり。本物のエンジンも置いてあります。かかりませんが。地球上にそんなレストラン他にありませんよね。たぶん。あっ、ありました。リストランテ“モンタナ”。それも本社からクルマですぐのところにあります。そこにも壁一面にヘルメットやレーシングスーツなんかが飾ってあったのを覚えています。こちらも名だたるF1ドライバーの自筆サイン入り。みんなエンツォ・フェラーリとメシを食べていたんでしょうね。濃いメンバーで。
 肝心の味はですね……、正直覚えていません。入る前から興奮していますから、そこはご勘弁を。店内を見回すだけで精一杯です。言えるのは、どちらもアットホームな雰囲気であること。コロナ前は日本からもクルマ好きがたくさん足を運んでいましたから、お店側もわきまえていて、とても親切です。皆さんもぜひ、一度は足を運んでみてください。


記事:九島辰也