Storie di passione italianaイタリアに恋しちゃう物語

La Tipo 61 “Birdcage” del Team Camoradi

カーレースとマセラティ

 自動車レースはたくさんあります。日本でもメジャーなのは“F1”ですかね。古くはアイルトン・セナとアラン・プロストの激戦、ミハエル・シューマッハの一人勝ち時代もありました。近年ではフェルナンド・アロンソ、さらにはルイス・ハミルトンあたりが超メジャーでしょう。もちろん、佐藤琢磨や片山右京といった日本人ドライバーの活躍も記憶に残っています。
 ですが、世界にはもっとたくさんレースがあり、多くの人がそれを楽しんでいます。世界3大レースと呼ばれるのはこのF1のモナコグランプリとル・マン24時間レース、それとインディ500。クラシックカーで競うのはミッレミリアやタルガフローリオ。電気自動車はフォーミュラEが主戦場となります。

La vettura fu isciritta dalla Scuderia Camoradi.

 なぜいきなりカーレースの話をするかというと、マセラティからこんなニュースリリースが届きました。「ティーポ61が耐久レース ニュルブルクリンク1000kmレースで優勝してから今年で60周年を迎えます」と。我々からすると、それってそんなに記念すべきことなの?となりますが、そうなんです。マセラティはイタリアのメーカーだからイタリア人だけ特別なのではということではなく、ヨーロッパではこう言った功績をクルマ好きたちは何年経っても讃えるんです。
 で、このニュースを咀嚼すると、ティーポ61とはタイプ61というクルマのことで、これが優れたレースカーだったという話です。ニュルブルクリンク1000kmレースとはル・マン24時間レースに次ぐ過酷な耐久レース。大パワーながら給油回数が少なくてすんだのが優勝のカギになったようですね。
 ちなみに、当時マセラティはレース業界でたくさん輝かしい功績を残していました。今でこそSUVもラインナップしていますが、市販車はほとんどつくっていなかったかと。ユニークなのはライバルであったフェラーリが今日同じグループにいることです。フェラーリがマセラティ用のエンジン製造するのですから、時代は変わったものです。
 それにしても世界的なレーシングドライバーにイタリア人が多いのはどうしてでしょう。国民性ですかね。クルマの運転が上手いのも女性にモテる必須条件かも、しれませんね。

La vettura fu iscritta dalla Scuderia Camoradi.


記事:九島辰也