「COOL」と言うのは

 

志伯健太郎
クリエイティブディレクター。慶應SFC、 イタリア・ ローマ大学建築学科で建築デザインを学び、 2000年電通入社後、 クリエイティブブティックGLIDERを設立。 国内外で培ったクリエイティブ手法と多様なアプローチで、 企業や社会の多様な課題に取り組む。2014年ロンドンD&AD Film Advertising Crafts部門審査員。 2015年ミラノエキスポ日本館認定イベント「Peace Kitchen」共同設立。同年GLIDER Italy 支社設立。2017年年始、ミラノより帰国。宮崎県日市特命大使、慶應義塾大学環境情報学部(SFC) 特任准教授も務める。国内外での受賞多数。

1. イタリアとどんな関係がありますか?

1998年-1999年、政府交換留学生としてローマ大学建築学部に留学していました。以来イタリアは自分の中にあり続けました。その後、2015年ミラノ万博のプロジェクトに参画するきっかけで家族4人でミラノに移住し、2年弱をミラノ中心部で過ごしました。ちょっとした休みが取れるたびに、イタリアのさまざまな地域を家族で巡った思い出は、まさに宝物です。自分にとっても家族にとっても、イタリアという国は、地理的には遠く離れているけれど、心理的にいつでも一緒に在る、まさに第二の故郷です。

2. 日本での「Cool」とは?

整理整頓された美学。静なる美学。清潔感

3. イタリアでの「Cool」とは?

歴史を理解した上での、チャレンジングな姿勢(かな、と)

4. あなたにとって必須なファッションアイテム(洋服、アクセサリー問わず)は?

特に今の季節、秋から冬にかけて、大判のストールを重宝してます。羽織ったらコートに、首に巻けばマフラーに、食事や移動の時は膝掛けに、と万能です。また、派手な柄は、ダークな色味が増える冬場の洋服を、パッと明るくもしてくれるので。

5. 日本でイタリアのファッションを一言で表現すると?

チャレンジング。遊び心がある。フランス(パリ)とともに世界のモードを牽引する存在