Storie di passione italianaイタリアに恋しちゃう物語

カーブランドのコラボレーション

 イタリアの自動車会社はカーデザインにこだわるだけでなく、様々な事やモノにも注力しています。これまでも数多く本国で行われた発表会やイベントに参加してきましたが、雰囲気づくりから大切にしているのを感じました。商品ばかり着飾っても全体の雰囲気とマッチしないとダメですよね。ディスプレイは当然のこと、そこで提供されるドリンクやフードの味も重要です。そこで口にするフォカッチャのような軽食が美味しかったりすると印象に残りますから。イタリアの会社はディテールまで上手にアレンジすると思います。
 そんなカーメーカーの中でファッションにも本気で取り組んでいるブランドがあります。ランボルギーニです。彼らは“コレツィオーネ・ランボルギーニ”という、いわゆるコレクションを持っています。しかも、ここ数年フィレンツェで行われるPITTI UOMO(ピッティウォモ)にも積極的に展示し、良い反響を得ています。単に自社のマークをワッペンにして貼り付けたウェアではなく、アパレルメーカー的観点から素材、デザインに取り組んでいます。2017年に日本でも期間限定でアパレルとアクセサリーのショップを出店したのを覚えています。その時立ち話でしたが、自動車ブランドの中で我々だけがPITTI UOMOに参加していることを誇りに思う、と申しておりました。

 そのランボルギーニが新作のフレグランスを発表したというのが今回のニュースです。コラボレーションの相手はCULTI MILANO(クルティミラノ)。高級SPAやホテルのアメニティにも使われるイタリアでメジャーなフレグランスブランドです。このダブルネームの貼られたフレグランスボトルを見ると、なんか得したような気になりますね。きっと世界中のセレブに受け入れられること間違いないでしょう。
 カーブランドとフレグランスのコラボレーションといえば、マセラティとドットール・ヴラニエスも思い出されます。2015年くらいだったかな。あの鮮やかな青いボトルが印象的でした。
 そういえば、近々フェラーリもコレクションを発表するとか。どうやらイタリアが元気を取り戻しつつあるようですね。そうこなくっちゃ! FORZA ITALIA !! てね。

 


記事:九島辰也